つぎはぎ/偶像/天使たち

脳内、日記、自分か好きな人の精神分析、てきとー独自哲学などなど

たいほのはなし(フィクション)

こんばんわ。りるかちゃんです。

今回はフィクションのお話です。リアリティ追求をがんばります。

実は私、逮捕されていた時期があります。(フィクションですよ?)

みなさん、私の年齢(19歳。現在の少年法では「特定少年」にあたる。)での逮捕(店で謝って帰してもらえない事例)といったら、売春や違法薬物、闇バイトあたりを想像すると思いますが、私は万引き未遂の現行犯です。

もうここで違和感を抱く人も多いんじゃないでしょうか。

万引きといったら完遂して数日後だったり、よっぽど高額なものを盗む過程で破損してしまった、とかでなければ基本的には未成年なら謝った後、両親が来て代金を支払い、また謝り、出禁。その程度です。

では私が盗もうとした(本当は持ってウロウロしていただけ)物と金額は!?

なんと、中古DVD税込み440円!!

完全に謝れば当日に帰れる値段です。(※万引きを軽く見ている発言ではありません)

まずその日の唯一の法律違反は未成年飲酒です。

ちなみにこれは話しても警察にスルーされました。ええんかい。

その日の私は市販薬と輸入の睡眠薬を過剰摂取していたんです。前日にブロン40t、マイスリー2t、ハイプ○ン5t、当日にハイ○ロン60t以上、ウット4t、アルコール。

家でオーバードーズをしていて気分が良くなり、サマリー2012のSexy ZoneのクソダサTシャツ(パジャマにしている。)にヒョウ柄のパーカー、ちゃんずーのTシャツを作ろう企画の塚ちゃんに触発され、タイツをズタズタに刻み、オリジナルレッグウォーマーを作り、ガーターベルトで固定、金髪プリンの頭にはヘッドドレスを着け、意気揚々と出掛けていきました。相当気分が良かったのか、家の前でセルフタイマーを駆使した渾身の他撮り風自撮りが何枚も残っています。

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(※その逮捕日の朝の写真。)

本当、かなり浮かれてたんでしょうね。薬で頭ラリパッパだった私は以前は定期のあった駅へ向かいました。きっとその時はまだ自分は定期を持っている年齢だと思っていたのでしょう。

事件は昼前です。私は某大手古本屋のDVDコーナーを見てました。私は映画も好きですし、特に舞台のDVDがないか、某大手古本屋に行くと真っ先に欲しい映画の、例えば「し」の列を最初から見たりするのです。その行動が、後に元々盗むつもりで店に来た、という誤解を招きます。

もう一つその某大手古本屋に来てすることはDVDの500円以下コーナーを見ること。たまにDステやジャニーズ舞台が落ちてたりするので、必ずする行動でした。

その店に来たのは久々だったので、驚く出来事がありました。「PLAY ZONE ‛13 SONG &DANC’N。 PART Ⅲ」が前見たときは1900円程度だったのに、440円に値下げされていたのです!!こういうことがあるから500円以下コーナーを見るのはやめられないんですよね。

ちなみにこのDVDが今回の件で私が窃盗未遂をしたとされているものです。

でも当時の私は翼担ではなかったので、(※PLAY ZONEは2010年から今井翼主演)A.B.C-Zの出演してない「PARTⅢ」は要らないかぁ。と思い、でもセトリが気になり裏面を見ながらウロウロしていました。安いし、シリーズ全部集めたいし買おうかなぁ、などと思いウロウロしていました。

それが罠でした。

この店舗、本・DVDコーナーと2.5次元グッズ・フィギュアコーナーで分かれていて、その分け方が廊下を挟んで向かい合わせ、というなんともいえないものでした。

みなさん、前を見ずに歩いて壁やガラスにぶつかること、ありますよね。

その廊下の真ん中には下の階に続くエスカレーターがあったんです。

廊下は一応店内、そこからセトリと出演者を見るのに夢中になっていた私はエスカレーターの始まりのところの床に立っていて、薬のせいでふらついてそのまま乗ってしまいました。当然、ふらつきに加え足場が少し崩れます。落ちる!!と思った時、腕を何者かに強く掴まれました。さらに睡眠薬でふわふわしていた私はそこはまだ店内の地続きだと思っていたので、なんか助かった!!という思いと同時に、突然腕を強く掴まれた!!怖い!!という思いがありました。

何といってもその謎の女性の鬼の形相。彼女は殺人犯で、派手な格好が目について、私は殺されるのかと思いました。これは普通に被害妄想です。

「〇✕△〇〇!!!!〇〇△〇✕✕✕!!!!!!」

彼女は何かを叫んでいます。でも物凄い剣幕で何を言ってるのかよく聞き取れません。

エスカレーターは進んでしまって、一個下の階に着きました。

その間も腕をずっと掴まれていたので、どうにか反撃しないと、と考え、相手のバランスを崩すべく、彼女の右足の関節あたりを思いっきり蹴りました。

それは見事成功、腕は離れました。

しかし、すぐさま髪と服を強く掴まれました。

「あなた、盗ったでしょ!!!!」

ようやく彼女が聞き取れるような大きさの声で言いました。

はえ?と思いました。

「盗ってないですよ!?何なんですか!?」

「じゃあそのDVDはなんだ!!」

余りの剣幕にこちらも引きずられる。

「何だよテメー!!廊下歩いてただけでここまで無理矢理連れてきたのお前じゃねーか!!てか本当に誰だよ、離せよ!!離せ!!暴力野郎が!!」

「とりあえず事務所まで来てもらいます!!」

互いの髪と手足のつかみ合いになり、結果力の弱い私は階段を引きずられていく。私はその間中も「ふざけんじゃねー!!何やったってんだよ!!離せ!!離せよ!!」と叫び続けてました。文字通りパーカーのフードを掴まれずるずる引きずられてるので、その状態で暴れたので棚の本が何冊か床に落ちました。正直、私はこの部分しか申し訳ないと思っていない。

事務所に連行されるとそこには明らかにオタクくんな男性が最低二名と友達のいなさそうな女性と他数名が。私は本当にやってないので、「やってない!!やってないよ~!!」と泣きながら叫んで暴れました。事務所内はメチャクチャになったが、これは店側が悪いと思うので、なんの罪悪感もない。私が暴れるので上記の男性女性、つまり店員に床に押し付けられ、最初四人、警察が来て最終的に六人がかりで押さえつけられました。私も、この辺りで生物としての脳のリミッターが外れたのか、力が弱いはずの私とは到底思えない強い抵抗ぶりを見せました。

男店員1はやっぱりオタクくんだったようで、ちょっと非日常にワクワクしたような声色で、私を押さえつけながら「お前はもうっ、逃げられないんだぜぇ・・・(どやぁみたいなセリフを言い、薬でパッキパキの私でもドン引きするぐらいのあまりの痛さにめちゃくちゃ「うわぁ・・・」となりました。例のもし授業中にテロリストが乱入してきたら・・・の妄想をしていたタイプであると思われます。しかもこのオタクくん、私を押さえてる時にガーターベルトの尖ってる部分がめっちゃ刺さったらしく、「クソッ、これ意外と痛・・・邪魔だな」とか言ってて面白かったです。とりあえずラノベの読みすぎみたいな店員でした。

次に唯一の女店員、こいつは無駄に気が強くて真面目でクラス会議をまとめられない友達のいない女子といった印象の人間でした。とにかく癇に障る店員でした。私は上記のエスカレーターでのやりとりでは思わず男言葉を使っていますが、(あと親友にも使う。)それ以外の場合での現実の女の使う男言葉が大嫌いです。その店員は開口一番「テメーふざけんなよ!?どんだけ迷惑かかってると思ってんだよおい!」とまラノベとかに出てくる男勝りな女キャラみたいな口調で言ってきました。前髪片方だけ長かったし、多分この人もオタクくんです。私は女の使う男言葉が嫌いなので、私、男言葉使う女って嫌いなんだよね!!」と言いました。その店員は言い返されることを想定していなかったようで(まあ押さえつけられてるしね)、「おっ、お前の好みとかっ、し、知るかよっ!!とわかりやすくたじろいでいました。私は薬で現実味がなかったので、ウケる。と思って押さえつけられていました。でも普通に痛かったです。

ある男性店員が「こいつ何かやってんじゃね・・・?」と初めて核心に迫ります。

そこに事務所に転がった私のお薬ポーチに店員の目が。中身はハイ〇ロン10stでした。

あれは完全合法ながら見た目は違法にしか見えない。

店員は完全に私を違法薬物使用者だと思ったようです。

「お前クスリやってるだろ!!」

「(違法は)やってません!!」

「ほら、やっぱりここにあるじゃねーか!!(お薬ポーチを指して)」

「それ、違うもん!!」

この辺りで警察が来て、私に手錠を掛けようとしてきます。ここで押さえつけてる人数が六人になりました。

さっきの女店員が「あんた一人に六人かかってるんだよ!?」と言いましたが、それは六人でも押さえつけてられないということで遠回しに自分達が無能だと宣言しています。なので、「小娘一人取り押さえるのに六人もなんて情けない!!しかもこんな弱い私を押さえるのに!!」思わず笑いながら言ってしまいました。「だって私握力7kg(最終計測時、中3。おそらく測定ミス)だよ!?」「きょ、興味ねぇよ!!お前の握力とか!!」と例の女店員に言ったりしていました。まるでツンデレヒロイン。しかし全く可愛くはない。

しかも来た警察もなかなか無能、なのか私の手首が細すぎるのか、5回くらい手錠が外れました。単純に輪っかから手を抜いて、外せました。これは逮捕される二次創作を書く際などにご利用ください。自担のそんなシーンがあったら萌え萌えすぎる。

まあ私も何度も外れる手錠にげんなりしてしまい、面倒になって、一番近い警察署までパトカーで移送されました。最後に店長に「キ〇ガイだ!!お前はキチ〇イの目をしてる!!!!と叫ばれたことは一生忘れません。多分忘れるけど。

警察署。ここから私のツンツンモードが始まります。

憶えてる会話を一部紹介。これは調書を作るための会話です。

警察「名前は?」

私「・・・・・・・・・・・・・飴屋瑠架(仮名)」

警察「電話番号は?」

私「何で教えないといけないんですか?」

ちなみに私はこの時ムカつてたので警察署ではずっと足組んで座ってました。

持ち物検査のためにパーカーを脱いだら「Sexy Zone」の羅列に警察は困惑してました。

私「・・・✕✕✕-✕✕✕✕-✕✕✕✕(電話番号)」

警察「スマホのパスワードを教えてくれないかな」

私「嫌です。何で教えなくちゃいけないんですか?プライバシーの侵害ですよ?

警察、一旦そこは後回しにし、事件の方に触れる。

警察「そのDVDは前から欲しかったもの?」

私「別に・・・シリーズは好きですけど」

警察「じゃあ何で盗んだの?」

私「盗んでません!誰も興味ある人出てないのに要る訳ないでしょ!?あ、でもその前の年のはすごいんですよ。A.B.C-Zってグループが出演しててですね、彼らはすごく高度で素晴らしいパフォーマンスをするんですよ・・・だけどメンバーの一人がDVD収録の前日に足を骨折してしまって・・・その分も相まってすごいんですよ、本当に鬼気迫るパフォーマンスで・・・あれは泣けましたね・・・だから、デビューしちゃって出演してないその回は興味ないです。ただシリーズが好きだから買おうかなって思って持ってただけです。」

取り調べ中に突然Jr.時代のA.B.C-Zのプレゾンでのパフォーマンスについて熱く語りだす。

それが調書に書かれ、残っている。

なんなんだ?お前は。

答え:ラリってるから。

私は無意識下でもえびが大好きみたいで、ラリって帰ってきた日に正気かどうかを確かめるインタビューをされてるのですが、(動画内の私はこのカウンセリング手法は・・・マイナーだよね、と呂律が回らないまま言っていました。)親に「好きな男の人はいますか?」と言われ「とつかくーん」親「好きな色は?」私「今はピンクー」と無意識にも戸塚担やってて本当に大好きなんだなって思います。ちなみに親は「好きな絵本は?」と訊いてきて、私が「えっとー・・・えっとー・・・」となってるとアドリブに弱い子だな・・・」と言っていました。変な親だ。さらに「他に好きな男の子はいますか?」という質問には「こんの・・・今野大輝」と答えてました。矢花担なはずなのに。)

警察の取り調べに戻ります。私の熱いえび讃美に警察は困惑気味。多分これでも薬物疑惑が強まった気がする。ちなみに女の警官の一人はスマホケースに男とのツーショチェキを入れていて、私も困惑。こいつ・・・オタクか・・?ちょっとまた脱線しました。取り調べの続きです。

警察「好きな人は出てないんだ。でもちょっとは欲しかった?シリーズ作品なの?」

私「全然要りません。シリーズ作品だけど毎回違った話です。そういう名前のイベントみたいな・・・

警察「そうなんだ・・・」

私「他にもそういう舞台的なイベントがあって、これは2012年のSUMMARYってショーメインの舞台のツアーTシャツです(着てるTシャツを見せる)

警察「そ、そうなんだ・・・(困惑)」

警察「話は戻るけど、このDVDのシリーズは好きなんだよね?すぐにその棚に向かってったとのことだけど前から目をつけてたの?」

私「んなわけないでしょ。あーついに500円以下に落ちたんだって思って向かっただけです。普段から演劇の棚ばっかり見るんで。ていうかいつになったら帰れるんです?レポートの締め切り今日なんですよ!!

※さらに言うと翌日はサマステライブ未来少年自名義だった。ちなみにレポートは親が代筆。

別の警察「あなたがこんなことしなければレポートも出せたのよ!!」

私「うるさい!!大体私はやってない。親に連絡取らせろ。スマホ返せ!!

警察「一瞬返してもいいけどパスワードを教えてもらわないと・・・

私「自分で打っちゃダメなんですか」

警察「それはちょっと・・・ダメだね」

私「何でですか?」

警察「とにかくダメなんだよ」

私「何でですか?」

警察「・・・」

私「あーーもう!!〇〇〇〇〇です!!(全ギレ)」

警察はなんか端末の種類を調べておかないといけないらしく、どこから見れる?と訊いてきたりしたが、海外のよくわからんスマホを使っているので、全員「知らないな・・・」と言い、これであってる?と訊かれた。私もあってるかはよくわからん。とりあえずこの日は後他になんか色々訊かれて、取り調べは終了した。ちなみにこの時DVDタイトルを間違えて伝えているのだが、それも調書に書かれていた。

再びパトカーに乗り〇〇警察署というマイナー署へ。

そうとう言うこと聞かず抵抗していたので、もう深夜だった。12時間くらい事件発生から経ったらしいです。

〇〇警察の留置施設でとりあえず二日過ごす(警察は二日で「帰れる」と言った。嘘吐きめ。)ことになったのでそちらへ。

看守のボスみたいな女が

「え~??巡査だけで来ちゃったの?困るんだよね、巡査部長以上がいないと権威が・・・」と言っていて、さっそく警察の内輪モメが発生していた。

警官達は帰り、看守三人だけに。紙に住所名前罪状現在の身分を書かされる。

大学生と書いたので「おっ、すごいじゃん」との反応。

しかし直後、窃盗罪の「窃」が書けず、

「おいおい大丈夫か~大学生~」と言われる。

その人は族上がりの看守らしく、

実録!!族上がりの看守は実在した!!

になっていた。事件の内容は差別防止のためか、罪状以外は一切留置所には伝わらないのだが「窃盗罪」だけで留置所に連れてこられるって何盗んだんだよ、と思ったのか、その看守に「おかしいねー普通ガキは複数犯なのに」と言われガキ呼ばわりにムカついたのと、まさか被害額440円だとは思わないだろう、と思ったりした。次に身体検査。服のチェックをしてる時にズタズタにした自作レッグウォーマー(仮)に「な、何これ?」と言われ、書類に(自作)と書かれたのが恥ずかしかったです。一昨日読んだ「ごくちゅう!DEEP」では女子刑務所で身体検査の際に全裸にされることはないと言われたが、私はがっつり脱がされた。そして店員達に殴られたり、蹴られたり、押し付けられ続けたことで全身がほぼ痣の真っ青な身体に新入りらしい看守は思わず「ひどい・・・」と漏らした。

ボス看守も「全身痣だらけじゃない!!どうしたの!!虐待?それとも今回ので?」と普通のオバサンのような心配の仕方をしていた。傍目に見れば被害者としか思えない全身打撲だった。「単独犯」の「窃盗罪」でこんなことになっているので、看守の中での謎は更に深まったであろう・・・。

全裸での屈伸運動はめちゃくちゃ恥ずかしいので、もう一生やりたくありません。

警察署で粘りすぎたようで、、就寝時間はとっくに過ぎていたようだった。眠剤は病院に本当に処方されてるか確認を取った後でないと出せないらしいし、その日はラリってたし、さすがに疲れてたので、眠ることができた・・・二日で外に出れるという警官の言葉を信じたまま・・・。

 

逮捕まではこんなです。

正直未だに某大手古本屋の店員が「暴行罪」だろ、と思っています。あと私は暴言を吐いたことになっているのですが、明らかに店側が暴言を吐いている。

〇〇〇県警のずさんな逮捕が許せんよ――!!!!!!

あ、フィクションのお話ですよ?