題にも書いた通り、男闘呼組の楽曲にひとつ、ずば抜けた怪作名曲があります。
それが5thアルバム「5-1…非現実」に収録されている
「DOTOHのカスパー善でありたい」
という楽曲です。
この楽曲は全編が台詞であり、大変 " 良い " のですが、なんと悲しいことに歌詞カードに歌詞が載っていません。
『原作:PETER HANDKE/訳:龍田八百/「KASPAR」より引用』
とWikipediaにもありますが、この訳は古い方のもので、現在は入手困難。
読む手段はあるのですが、結局読めないまま歌詞聞き取りを4年間やっていました。
その間に実際のカスパー・ハウザーに調べるなどはしていましたが。
当時知る人によれば(交流はありません)、この楽曲はニナガワカンパニーで1992年1月に行われた「1992・待つ」という演劇作品の中の短編オムニバスで使われたものであるようです。しかしその演劇についての資料も少ない。
なのでやはり聞き取りを続けていたところ、フォロワーさんの協力を得て聞き取れていなかった箇所が二箇所わかり、暫定の完全歌詞が完成しました。
括弧内に文字を括っているところは合っているか不明なところで、それ以外は恐らく合っていると思われます。誰か同じように歌詞が気になった人に向けて資料のようなものとしてこれを記しておきます。
⬇では、歌詞です。⬇
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善でありたい……
善でありたい……
善でありたい……
善でありたい……
善でありたい……
善でありたい……
善でありたい……
善でありたい……
善でありたい……
善でありたい……
善でありたい……
この世に誕生した僕は
何に疲れたんだ
はっきりしたものが欲しくても
全ては近くにありながら
果てしなく
遠かった
モノは僕を脅かし
世界は神経を苛立たせるだけだった
僕は自分に(酔う)誰かになりたくなかった
酔っ払いのように意識は無く
人間なら
誰かの役に立つはず
なのに
僕は全くの役立たずだった
景色は嫌悪を生み
音には騙されるだけだった
新しいものに出会うため
急いで吸収して
激しく吐き続けた
僕を社会に転倒させたのは
時間ではない自分の痛みだ
それまで一体だと思っていた文字やライトが
転んだ瞬間に引き裂かれたのを見た
分裂の存在を知った時
(養児場)からも追放された
だから
僕を
混沌の世界から卒業させたのは
痛みだ
(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)(みんなの言葉)
人間なら!自由に生きよう!
人間なら
( )になろう
管理されよう
成長しよう
望みをしよう
人生を生きよう!
(人間なら)愛されよう!(人間なら)愛されよう!(人間なら)愛されよう!(人間なら)愛されよう!(人間なら)愛されよう!(人間なら)愛されよう!(人間なら)愛されよう!(人間なら)愛されよう!人間なら!愛されよう!
善でありたい……
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以上です。全体にわたりサブリミナル的に「善でありたい」というフレーズはうっすら聴こえているのですが、それは歌詞としては排除して書きました。以上、『DOTOHのカスパー善でありたい』布教ブログでした。